クラゲの神秘的な生態や持っている毒とは?クラゲの魅力まとめ
美しいクラゲには毒がある?
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水族館でも展示されていることが多いクラゲですが、その生態は謎と神秘に包まれています。
クラゲは半透明で人間とは似ても似つかない形状をしています。一体どのような生態なのでしょうか?
また、くらげはどのようなライフサイクルを送り、どんな毒を持っているのでしょうか?今回はそんな摩訶不思議なクラゲの魅力を徹底解説していきます。
クラゲの生態について
クラゲは体の9割以上が水分でできています。心臓や脳、血管は存在せず神経が全身に張り巡らされています。
透明な体は光を反射するので、その特性を活かして水族館では幻想的な演出がされることも。その独特な動きと神秘的な形状は、私たちを惹きつけてやみません。
クラゲは5億年も前から地球に存在している生物で、形状は古代からほぼ変わっていないといわれています。
一見クラゲは傘の部分を動かして泳いでいるようにも見えますが、実は泳いでいるわけではありません。「泳ぐ」というよりクラゲは水の中を「漂って」いる、というのが正確な表現といえるでしょう。
クラゲの毒について
クラゲの毒針は「刺胞」と呼ばれています。脂肪は1ミリほどのカプセルのような形状で、中に毒針と刺糸があります。
刺胞はクラゲの触手についていて、触手に獲物が触れると刺胞から毒針が出て相手に刺さります。クラゲはこの毒で獲物の動きを止めて捕食しているのです。
クラゲの毒は溶血性、神経性など複数の成分が混ざり合っています。そのため、毒のひとつの成分を取り出すのが難しく、より精密な研究はあまり進んでいません。
クラゲは成長過程で姿が変わる
あなたは「クラゲ」と聞いてどのような形状をイメージしますか?おそらく、傘と触手があり、ふわふわと海中を漂っている姿ではないでしょうか?
水族館でもよく見かけるのはそのような形状のクラゲが多いですが、その状態のクラゲは成長がある程度進んだ段階。クラゲは赤ちゃんの時から大人になるまで成長に応じて形を変えていく生物です。
幼生の時のクラゲは「プラヌラ」と呼ばれています。海中を浮遊しながら海底などに固着して「ポリプ」となり、次第に「エフィラ」となって海中を泳ぐようになります。それからエフィラは馴染み深い「メデューサ」という姿へと変化していきます。
大人になったクラゲは、オスとメスで有性生殖を行うようになります。その受精卵からプラヌラが誕生し、ポリプとなっていく。これがクラゲの生態のメカリズムです。
成長過程であらゆる形に変化するのも、クラゲの魅力のひとつです。
お盆時期はクラゲが大量発生する
毎年8月の中旬に、毒性がある「アンドンクラゲ」というクラゲが海水浴場の沿岸に流れてきます。アンドンクラゲはポリプの状態を経て、夏が始まったころから海に浮遊しています。その後成長し、お盆のころに沿岸部で多く漂うようになるのです。
アンドンクラゲは電気クラゲともいわれていて、刺されると鋭い痛みの後にミミズ腫れや水ぶくれといった症状が現れます。
海水浴場ではミズクラゲも発生しますが、アンドンクラゲとは違って毒性がなく、刺されても痛みを感じないためあまり問題視されていません。
クラゲ鑑賞を楽しむなら水族館がおすすめ!
見ているだけで癒されるクラゲを「目の前で見たい!」と思われる方も多いはず♪
そんな方におすすめなのが水族館です。日本の水族館はクラゲを展示しているところが多くかなり楽しめますよ♪
クラゲの生態について詳しく紹介しているところもあれば、音や照明などでクラゲの展示をより幻想的に行っているところもあります。幻想的な雰囲気の水族館はデートスポットにもぴったりです。
クラゲの生態の興味があるという方は、ぜひ最寄りの水族館を訪ねてみてください。
ふわふわと漂うクラゲの姿は見ているだけで癒されますし、クラゲの幻想的で神秘的な世界の虜になるはずです♪
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