新しく名付けられた和名のウミウシ10選をご紹介
新しく名付けられた和名のウミウシたちを10種類ご紹介します♪
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日本のみならず、世界中の海に生息しているウミウシは、巻貝の仲間とは思えないほど美しい体色と模様が特徴的な生物です。
一方で、ウミウシはほとんど泳がないため、敵から逃れるための機能も備えています。
エサに囲まれている時、ウミウシの色や模様は身を隠す効果があり、エサから離れると警告色として機能するといわれているのです。
ウミウシは世界に5000を超える種類は生息しているといわれていて、色や模様も様々です。中には、見るからに毒々しい色や模様を持ち合わせているウミウシもいますが、私たちの感性を刺激するには十分すぎるほどの美しさを纏ったウミウシも存在します。現にウミウシは「海の宝石」とも呼ばれていて、その美しさや可愛らしさ、不思議な形に魅了される人が多くいるのです。
そんなウミウシは、個々の種類ごとの学名が長い期間提唱されていませんでしたが、中にはここ最近になって和名が新たに付けられたウミウシも存在します。
今回は、そんな新しく名付けられたウミウシを10種類ご紹介。
名前の由来なども合わせてご紹介していくので、ぜひ記事を最後まで読んで気になるウミウシを探してみてくださいね。
①イッサイフシエラガイ
背中から浮き出ている紫色の輪っかの模様が印象的なこちらのウミウシ。体長が50㎝にもなる「フシエラガイ」の仲間です。高知県幡多郡に生息していて、名前もその地にちなんでいます。日本ではあまり目にかかることがない種類ですが、インドネシアやフィリピンでは頻繁に見られるようです。
②コマチミノウミウシ
「コマチ」という名前の通り、ピンク色の体色で可愛らしく、美しいウミウシ。美しさを連想させる名前ですが、ウミウシは同時性雌雄同体でメスとオス、両方の要素を持ち合わせています。
③シラタマツガルウミウシ
名前の通り、「白玉」のような模様が特徴的なウミウシ。こちらは触角の外側にも謎の突起がありますが、これがどのような機能を持っているのか、現在も分かっていません。
④アレンウミウシ
クリーム色の体色と背中部分の突起が特徴的なウミウシで、突起している部分の表面にはさらに小さい突起があります。幻想的な複雑な形をしているのが特徴です。和名はこのウミウシを発見した「ジェリー・アレン氏」にちなんで名付けられました。
⑤レモンウミウシ
レモンのような濃い黄色の体色が特徴。また、こちらのウミウシは姿かたちが海綿ととても良く似ています。質感まで似ていて、ウミウシの擬態能力の高さが伺える種類です。
⑥ホホベニモウミウシ
妖精のようにも見える可愛らしいウミウシで、左右の目が寄っているのが特徴。「この目が可愛い」という人も多く、人気の高いウミウシです。頭部分の左右にあるピンク色の斑点が名称の由来となっています。
⑦シモフリカメサンウミウシ
背中部分の模様が霜降りで亀模様だったことからこの名称となりました。南西諸島に生息していて、温帯の海でもたまに見ることができます。背中部分の色が青いタイプと緑のタイプ、白いタイプがいます。
⑧ユキドケイロウミウシ
半透明の体色をしていて、白い斑紋がところどころにある神秘的な姿かたちをしているウミウシ。まるで雪が解けているように見えることから、この名前が付けられました。現在は黒潮の島や八丈島に生息しています。
⑨メデタヤイバラウミウシ
背中部分の縁を囲むように突起があるウミウシで、中には背中部分に突起が出ているタイプもいます。赤と白が特徴的な体色で、見た目も美しいウミウシです。
➉ユキダマウミウシ
「雪玉」のようにコロンとした形がとても可愛らしいウミウシです。元々ハワイ諸島中心に生息していると見られていましたが、現在は小笠原諸島や八丈島でも生息していることが分かっています。
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