ウミウシの特徴と生態・水中撮影のポイントとは?
ウミウシの特徴・生態と併せて水中で撮影する際のポイントをご紹介します
この記事を読むための時間:3分
カラフルな色や不思議な形が特徴的なウミウシ。その種類は多く、個々それぞれが魅力を秘めています。
今回は、そんなウミウシの特徴や生態、水中で撮影をする際のポイントを詳しくご紹介していきます。
ウミウシの特徴
ウミウシは巻貝の仲間だといわれていますが、実はその生態は詳しく分かっていません。ウミウシは日本のみならず世界でも多くの種類が発見されていますが、今でも謎めいている点が多いのです。
ウミウシの体長は数センチほどで、中には体長が30センチになるものもあります。ふわふわと水中を漂うウミウシもいれば、砂に潜るタイプのウミウシもいて、その生態は様々です。
また、ウミウシは食べるエサも種類ごとに異なります。カイメンなどをエサにするタイプもいれば、ヨコエビなどをエサにするタイプもいます。
また、ウミウシはメスでもあり、オスでもある生態。そんなウミウシは生殖活動も独特です。メスとオスは体の右側と左側を密着させて交接管をくっつけて、お互いの精子を交換し合い、その後は両方が卵を産むという仕組みになっています。
ウミウシはどこにいる?
ウミウシは世界中に生息している海の生物です。そのため、日本の海でもその姿を確認することができます。
ウミウシは深海にも、浅瀬にもいますが、藻などをエサにしているウミウシは比較的水深が浅いエリアで確認できることが多いです。気になる方は、ぜひ海に行った時に探してみてはいかがでしょうか?
そんなウミウシの見つけ方にはコツがあります。
ここからはそんなコツを3つご紹介♪水中でウミウシを探したい方はこちらもチェックしてみてください。
①泳ぎまわらない
ウミウシはとても小さい海の生物です。あたりを泳ぎながら探すより、ウミウシがいそうな個所をしっかり探した方が早く見つかることも多いですよ♪
②波が穏やかな日に探す
風が強く、海が荒れていると、ウミウシは石の隙間やくぼみに入ってしまいます。風があまり吹かず、波が静かな時にまたウミウシが出てくるので、ウミウシを探す時は波が穏やかな日がベストタイミングです。
③探すなら冬から春にかけてがおすすめ
冬から春は海藻が海に生い茂り、草食性、肉食性ともにウミウシが多く生息する時期です。「たくさんの種類のウミウシが見たい!」という方は、12月から4月にかけて探してみてくださいね。
水中での観察では「ロスト」に注意
ウミウシを探すために下を向いていると、インストラクターからはぐれてしまうこともあるので気を付けましょう。
また、観察中はウミウシに触らないことも大事なポイントです。ウミウシは動きがゆっくりなので見つけたら捕まえることもできますが、中には触ることでウミウシが傷ついてしまうことも。水中撮影の時は特にウミウシに触れてしまいがちなので注意しましょう。
ウミウシをうまく撮影する方法
①ウミウシの近くで撮影
ウミウシを撮影する時はピントが合う程度に近づくのがおすすめ。ズームだと水中の浮遊物が写ってしまうので、カメラ本体をウミウシに近づけて撮影すると良いですよ。
②触角にピントを合わせる
レンズの絞りを調整してウミウシ全体にピントを合わせても良いですし、触角のみに合わせて撮影するのも良い写真が撮れやすいです。ピントを合わせると体の模様がより鮮明に、綺麗に映るのでぜひ試してみてください。
③ウミウシと同じ目線で撮る
上から下に撮影してしまうと背景とウミウシの体色が一体となってしまって立体感がなくなることも。ウミウシの目線に合わせて撮ることで、よりリアルで良い写真が撮れます。
いかがでしたか?ご紹介した方法を参考にして、ぜひウミウシを綺麗に撮影してみてくださいね♪
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