謎だらけ!?ダイオウイカの基本情報と生態について
世界最大の無脊椎動物「ダイオウイカ」の生態に迫ります♪
この記事を読むための時間:3分
ダイオウイカといえば、世界で最も大きい無脊椎動物としても有名ですよね?
今回は、世界で一番大きなイカがどんな生態なのか、判明している情報を元にご紹介していきます。
ダイオウイカの生態について
ダイオウイカのサイズ
ダイオウイカは体長約10m、体重200㎏という巨大な無脊椎動物です。路線バスの長さが約10mなので、イメージしてみるとどのくらいの大きさか分かるかと思います。
発見されたタイプの中には、体長17.5m、体重1トンほどのものも。驚くべきサイズですよね。
ダイオウイカの研究はまだあまり進んでおらず、詳しい生態はまだ詳しく分かっていません。ダイオウイカは深海に生息しているため、研究自体が難しいのがその理由だといわれています。
生きた姿を撮影したのは日本人!
基本的には海に流れていた死骸から研究が行われているようです。2004年に生きた状態のダイオウイカの撮影に成功しましたが、このようなパターンは非常に珍しいといわれています。
2004年にその姿を撮影したのはなんと日本人!2013年には小笠原諸島父島の深海で撮影された姿が公開され、世界中で話題となりました。
ダイオウイカの目はとても大きい
ダイオウイカはとても目が大きい生物としても有名です。
サイズは直径約27㎝で、バレーボールほどの大きさです。ダイオウイカの目が大きいのは、深海で光をより多く集めるためだといわれています。
エサの捕食方法
ダイオウイカは獲物を見つけると、2本の長い腕で獲物を捕らえて、残りの腕をうまく使って獲物を抑えながら尖った口で削り取るようにして食べるようです。
実はクラゲと関係が深い
実はダイオウイカはクラゲととても相性が良い生物です。
ダイオウイカはクラゲをエサとして捕食する魚をエサにしています。
一方、くらげの中には生物発光するタイプもいて、敵に襲われた時に自らの体を光らせます。クラゲ独特の生態が、ダイオウイカにエサの存在を伝えているのです。このように、クラゲが光ることでダイオウイカはエサを見つけやすくなるんですね♪
ちなみに、2013年に公開されたダイオウイカの映像も、クラゲの光でダイオウイカをおびき出し、撮影したもののようです。
不思議な脳の形をしている
ダイオウイカは、実は脳に穴が開いている生物。一見すると、まるでドーナッツのような形をしているようです。驚くべきことにその脳には食道が通っているんだとか。人間ではなかなかイメージが出来ない体の構造ですよね?
エサを捕食できても勢いよく食べてしまうと食道が脳を圧迫してしまう可能性もありそうです。考えただけでちょっと怖くなりますね。
世界一のイカにも天敵がいる
ダイオウイカの天敵は「マッコウクジラ」です。
マッコウクジラはダイオウイカよりも大きく、体長は18mほどです。マッコウクジラといえば、四角い形状の頭部が特徴ですが、ここには「脳油」という脂が多く入っています。この働きでマッコウクジラは3,000mも深く潜れるといわれています。
中にはマッコウクジラの捕食シーンを捉えた写真も。マッコウクジラの腹部を調べてみるとダイオウイカが見つかることもあるんだとか。
世界最大の無脊椎動物であるイカでも、天敵の前では捕食されてしまうのかと思うと、海の世界はまだまだ知らない脅威がたくさんありそうですね。
まとめ
ダイオウイカをはじめ深海にはまだ生態が詳しく明らかになっていない生物が多く存在しています。今後、深海の海の生物の実態がどんどん明らかになれば、水族館などで身近に知られる日が来るかもしれませんね♪
水族館によってはダイオウイカの展示を行っているところもあるので、興味がある方はぜひそちらもチェックしてみてください。
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