リスって飼えるの?リスの生態や歴史、魅力を全部見せます!
リスって可愛いし有名な生き物だけど、お家で飼えるの?
この記事を読むための時間:3分
リスって小さい体に大きな瞳を持っていてちょこちょこ動き回るし、両前足でエサを大事に持って食べている姿なんか最高に可愛らしくて、見ていて飽きないですよね。
野生動物であるイメージが強いリスですが実は家で飼うことができます。この記事では、もしリスを新しい家族として迎えるならどのようなことに気をつければいいのかなどについて、その生態に触れながら答えたいと思います。また、具体的な飼育に必要なアイテムや飼育環境の整え方などについてもご紹介します♪
リスの生態や歴史、魅力のすべて♪
リスの体長・体重
リスの平均的な体格は体長15~22cm、体重240~300gくらいですが、種類によっては両手で抱えられる位の大きさまで成長する個体もいます。
前歯で器用に食事をする
小さい前足で器用に木の芽や果実を上手に掴み発達した歯で食べます。その食べ方は非常に几帳面で、とうもろこしを与えると列ごとに丁寧に残さず食べて行きます。
リスの活動時間
一部例外がありますが、リスは昼間行動するタイプの動物で朝昼の明るい時間帯に活発に動き、暗くなると巣穴で丸くなって寝ます。人間と同じ生活リズムなので、ペットとしては飼いやすいです。
リスは貯食を行う
リスはエサを溜め込む「貯食」をします。リスはほお袋を持ち、そこに沢山の食べ物を詰め込んで顔がパンパンになっているのを見たことがあると思いますが、この行動も貯食の一種です。飼育下でも貯食します。
リスの寿命
個体によって違いはありますが、平均寿命は5~10年です。野生下では天敵も多く、約3~5年と言われています。しかし、ペットで買う場合でその個体にベストな環境が揃えば10年以上生きることもあります。
飼えるリスの品種と値段について
リスはネズミ科目リス科に属し、5亜科58属285種も存在します。木の上で生活する樹上性のものや草原などで生活するジリス、また滑空能力を持つものまで多数います。ここでは、国内で飼育可能な代表的な種類をご紹介します。
・シマリス
日本では昭和40年代から飼われていて、リス=シマリスと言っても差し支えないほどです。価格帯も定番色なら5,000~10,000円程度と手軽に手に入れやすいのが魅力ですが、希少価値のある真っ白なホワイトシマリスは最低でも40,000円以上、高額になると60,000円を超える個体もおり特に子供の方が高いです。
・プレーリードッグ
地上で生活するジリスに分類され、野生では地面の穴を住処とし家族で群れを作って生活しています。外敵が近づくと鳴き声で知らせます。国内では約20万円前後で販売されており、家庭で飼うこともできます。
・モモンガ
大きな目と滑空能力を持つモモンガも夜行性で樹上性リスの仲間です。 体に付いている飛膜を大きく広げ、木の枝から枝へと滑空します。ペットとして飼えるのはフクロモモンガとアメリカモモンガの2種類のみで、価格はフクロモモンガの普通色で15,000~30,000円程度です。当然全身真っ白や赤い目を持つ場合は10~20万円程度に跳ね上がり、一番希少価値が高い白い毛で黒い瞳の個体は10~30万円程度すると言われています。
リスの飼い方、飼うために知っておきたいこと
1. 購入時の選び方
選ぶポイントは、毛並み、艶、痩せていないか、目や肛門の汚れ、しっかり食べているかを見ることです。家族として迎える適齢期は生後2~3か月の時期で、しつけをしっかりすることが大切です。
購入する場所はペットショップか専用ブリーダーからで、自分の目で直接見るのがおすすめです。
2. リスの飼育に必要なもの
・ケージ
リスの運動量を確保するため、幅高さ奥行きが50cm以上ある背の高い物を用意しましょう。結構大きいので置くスペースを確保することが必要かつ、色々な物を噛んだり尿が飛び散ったりするので周りは何も置かないようにしましょう。
・床材
ケージの底に必ず床材を置きましょう。ウッドチップや乾牧草や新聞紙をちぎるか、また綿もおすすめです。なお人工的な物は、アレルギーを起こす場合があるので注意が必要です。
・巣箱
プラスチック製のほうが管理はしやすいですが、リスがかじって壊したりその破片を食べて怪我をする恐れもあります。なるべく木製など自然の素材でできたものを使うのが安心です。小鳥用の巣箱も代用できます。
・餌箱と給水器
餌箱に乗って食べるので少し重い陶器製がおすすめですが、木製ではげっ歯目特有の歯が伸び続ける問題にも対応可能ですし、かじる事でストレスも発散できます。
給水器はケージに取り付けるタイプでも構いませんが、置けるなら陶器の水飲み場を作るのがオススメです。
3. リス飼育のポイント
・温度管理
リスは温度管理が必須な生き物で、ケージは直射日光が当たらない場所を選びましょう。できればゲージ横に温度計を設置しこまめにチェックしましょう。夏は冷却材、冬はパネルヒーターをケージの一部に配置して逃げ場を作り、リスが自ら温度調整ができるようにするのが大切です。
なお、冬眠は飼育下では不要です。下手に冬眠させるとリスの体調次第では危険な状態になりますので、冬場の室温は常に20℃以下にならないように管理するのがポイントです。
・リスの病気や怪我について
小動物を飼う事にケガや病気はつきもので放置すると直ちに危険な状態になる事も多いので、リスを見てくれる動物病院を事前に調べておきましょう。熱中症や脱毛、骨折なども注意が必要です。なお、健康的な骨を維持するため1日5分程度日光浴をさせると安心です。
・リスの食事
市販のペレットで問題ありません。しかし、野生下では木の実や種子など植物質な物を主食としていますので、たまにそれらを与えるのはおすすめです。シマリスの場合、一日30g程度与えるのが目安で時間帯は午前中の早い時間が望ましいです。ちなみに、飼育下でも貯食をしますが気にせずあげてください。しかし、生物のエサについては傷むのでたまに取り除いてあげましょう。バラ科の植物、チョコレート類、アルコール類、お茶・コーヒー類、牛乳、ネギ類、ほうれん草などは、中毒になるので絶対にあげないように。
水は水道水で構いません。毎日5~10ml程度の水分が必要でエサの内容、季節などでその量は変動します。水をどれだけ飲んでいるかチェックすることも健康状態を把握するのに必要です。
まとめ
リスの生態などについて、色々と詳しくご紹介しました。メジャーなペットではないですが、慣れると本当に飼いやすいと思います。ぜひ良い関係性を築いて、末永く一緒に、健康に楽しく過ごしてくださいね♪
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