カワウソを大切に飼うための準備と注意すべきポイント
カワウソを飼う前に必ず知っておきたいこと
この記事を読むための時間:3分
動物園や水族館で大人気のカワウソ。
最近では自宅でペットとして飼っている人が増えたせいで、SNSで見かけて「カワウソのとりこになった!」という人も多いでしょう。
しかし、SNSで目にするカワウソとの楽しそうな生活は、飼い主さんたちの絶え間ない努力と手間、愛情の上に成り立っているのです。
ここでは、カワウソを飼いたい人のための準備や心構えについてお伝えします。
犬や猫とは桁違いの手間がかかるカワウソ
その可愛らしい表情や動きをSNSなどで見た人の中で、「カワウソを飼ってみたい!」と考える人も少なくないでしょう。
しかしその前に、知っておくべきことがあります。
カワウソを飼うには、お金や手間が想像以上にかかり、犬や猫を育てるよりもはるかに大変なのです。
カワウソには専用のエサがないため、猫用のドライフードで代用されることが多いのですが、自然の中で暮らすカワウソは、もちろんドライフードなんて食べたことはありません。
魚や、エビやカニなどの甲殻類、ヘビやカエル、虫などの様々な生きものを、フレッシュな状態で食べるのが本来のカワウソです。
ごはんや野菜、肉や魚を食べるのが当たり前の私たち人間も、シリアルばかりを与えられれば、栄養がかたよったりストレスがたまってしまうことが容易に想像できます。
そんなカワウソに長生きをしてもらうためには、一般の住宅での飼育であっても、ドライフード以外に、野生のカワウソのエサと同じようなものを与える必要が。
購入したり捕まえたり…毎日のエサの確保には手間も時間もかかるでしょう。
また、カワウソは水場と陸の両方で生活をする動物です。
浴槽などに水を張って、いつでも水浴びができる環境でなければ、ストレスで病気になってしまうのです。
その他、カワウソは全国的にも数が少ないため、病気になったときなどに治療できる病院も限られます。
そのため、近くに診てもらえる動物病院がない場合は、遠くまで足を運ぶ必要があります。
環境の違いが大きなストレスになることも
カワウソは元々、水場と陸上で生きる動物です。
一般の住宅で飼っている人はいますが、できるだけ野生のカワウソが暮らす環境に近い場所で育てないと、病気になってしまうことも多いといいます。
その愛くるしい表情と動きで人気を集めるカワウソは、動物園や水族館のほかに、カワウソ専門のカフェなどで見ることができます。
しかし、その裏で深刻な問題が起きているのはあまり知られていません。
動物園はたくさんの見物客がいますが、カワウソを含む動物たちにできるだけストレスを与えないよう、専門のスタッフの管理のもと、環境が整えられた場所で飼育されています。
しかし、カワウソカフェなどでは、小さな水槽や狭い場所で飼育されていたり、不特定多数の人間の見られ、触られたりすることで、ストレスがたまって病気になってしまうことも多いのです。
最終的に、一般的なカワウソの寿命12年~15年をまっとうすることなく命を落としてしまうという悲劇が。
人間の勝手で野生から切り離されるのですから、人間中心ではなく、カワウソファーストの環境を整えることが必要です。
まとめ
「かわいい!」「飼ってみたい!」そんな感情だけでカワウソを飼うことはできません。
元々は野生で暮らしていた動物を自宅に招くわけですから、飼育環境を整え、毎日フレッシュなエサを与えることは最低限の守るべきラインです。
人間の勝手で家族から引き離されたカワウソには、できる限り楽しい生活を送ってもらい、家族を恋しく思わないほどに幸せにしてあげることが、せめてものつぐないになるのではないでしょうか。
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